男性も知っておくべき初潮と閉経

始まりと終わり

決して男性も無関係ではない女性の生理(月経)の始まりと、終わり。

男性が父親となり、娘に来るであろう生理の始まり、初潮

そして妻や母に起きるであろう生理の終わり、閉経

自分の事ではないからと無関係ではいられませんし、無関係だと思うべきではないでしょう。

お子さんがいない、結婚していない、という男性でも、この世界に生きる女性皆に初潮と閉経は訪れるのです。

今回は男性もぜひ知っておいて欲しい初潮と閉経のお話。

初潮・閉経とは何か?

まずは初潮と閉経がどういう現象なのか、から始めましょう。

初潮とは?

初潮は、女性に初めて生理(月経)が来ることを言います

初めての月経なので初経と言う事もあり、また江戸時代など古い時代では初花(はつはな)と呼んでいたこともあるそうです。洒落てますね。

男でもわかる生理の仕組みの記事にも書きましたが、初潮が来る年齢というのは平均して12歳。

10歳から13歳の間にはほとんどの女性が初潮を迎えるのだそう。

しかし、多くの女性特有の現象には個人差が大きい為、平均年齢をずれてしまうことも当然あり得ますので、基本的には初潮が来ないことを不安がる必要はないようです。

あまりにも初潮が来ない場合などは、不安でしょうし医師に相談してみるのがベストですね。

私は中学入ってからだったかな。結構周りの子と比べると遅い方だった。ほとんどの子は小学生の時には来てたみたい

男の僕なんかはそんな女子の事情全く知らなかったなぁ

まぁ流石に小中学生の女子が初潮の話を男子にはしないからね。恥ずかしいし

初潮の兆候はある?

初潮の兆候としては、生理と似たような現象が起こる女性もいるようです。

胸のしこり、痛み、お腹の痛み、そしておりもの

僕の妻の場合は、胸のしこりが出来始めてからおりものが出るようになり、ある時おりものに血が混じって「ついに来たか!」となったそうです。

おりものが出た感覚があるたびにトイレでパンツをビローンと引っ張り、

「チッ、また違う」

と確認してたとか。幼い時分から野性的だったようで。

また、女性器周りに毛が生え始めるなどの現象も兆候の1つ

初潮は当然少女が大人の女性へと変わっていく段階の現象ですから、身体的な変化と同時に起きるのも道理ですよね。

閉経とは?

閉経は、字の通りに月経の終わりを表しています。

40歳以上の方で、1年以上生理が来なかった場合、医学的には閉経とされるようです。

しかしこれも個人差の妙で、閉経と診断されたのにまた生理が来てしまうようなケースもあるようです。

日本人の閉経の平均年齢は50歳前後

48歳から52歳ぐらいの間に閉経する女性が多く、また56歳頃までには9割以上の女性が閉経するとのこと。

閉経の兆候は?

閉経の兆候は、男性も知っておきたい兆候別生理に関わる病気にも書いた過多月経(経血量が多い)や、不正出血(生理中でもないのに出血する)を起こす場合。

または、兆候無く突然閉経する場合。

そして最も多いのが、生理周期がものすごく長くなったり短くなったりした挙句生理が来なくなる、というもの。

女性は生理が来なかったりしたことを「飛ぶ」なんて言うそうですが、何度も生理が「飛んだ」り、またはすぐに来たりと不安定な周期になり、最終的にはもう生理が来なくなるパターンというのが一番多いみたいです。

初潮・閉経は嬉しい? 悲しい?

では次に、初潮・閉経はめでたいことなのか? それとも悲しむべきことなのか考えてみましょう。

初潮は嬉しいこと?

初潮があったら赤飯を炊く

という話、聞いたことはありませんか?

初潮は、女性が少女から大人の階段を一歩のぼる生理現象ですから、基本的には喜ぶべきことでしょう

生理の都市伝説の項でも書きましたが、映画『千と千尋の神隠し』にも、初潮を表しているかのような描写があり(憶測の域は出ませんが)、その描写の前と後とでは千尋がなんだか一つ壁を越えたようにも見えます。

やはり初潮は子供が産めるようになり始めたサインでもあるので、嬉しいことであるのは間違いないでしょう。

さてでは初潮があった場合、今はどのようにお祝いしているのでしょうか?

一昔前はお赤飯を炊いて家族みんなで喜ぶ、というのが一般的に行われていたようです。

この赤飯を食べる風習は諸説あります。

最も洒落てて粋だなぁ、と思えるのが、

江戸時代には生理用品の事をお牛(おうま)と呼んでおり、農作業開始の二月最初の牛(うま)の日に赤飯を食べる風習に合わせて、初潮時も食べるようになった

という説。

最も「うげぇ」となるのが、

とある地方の風習で、初潮時には米に経血をかけて食べる風習があり、それが形が変わって赤飯を食べるようになった

という説。それは……なかなか……ねぇ?

話を戻します。

さて現代ですが、どうやらお赤飯を炊く風習というのはほとんど行われていないみたいです。

というのも、ただでさえ恥ずかしい初潮を大っぴらに祝うのを祝われる女性自身が嫌がるケースが多いからみたいです。

納得。

逆に考えてみればわかりやすいかと思います

男の僕が、初めて精液が出た「精通」の夜、家族みんなに

「おめでとう!」

なんて言われながら赤飯でも出されたら……。

ひたすら恥ずかしい気がします。女の子ならその何倍も恥ずかしいでしょう。

ですから現代では、特に何もしないか、お母さんがこっそりささやかなプレゼントをあげる、ぐらいが主流でベターなようですね。

パパだって知りたい! と男性も思うでしょうから、そこはお母さんがこっそり男性にも伝えればよいかと思います。

「おお! それはめでたい! よし、明日は盛大に祝おう!」

なんてやっちゃだめですよ。それが嫌だからこっそりお母さんが伝えているわけで。

やっぱり私の感覚も間違ってなかったんだなぁ

どういうこと?

私も初潮の時、赤飯出されたんだよ。古いタイプの家だったから。でもスーパーイヤだったんだよね

江戸時代とかの女の子はどうだったんだろね? さすがに一般的に祝われてたのなら嬉しいものなのかな

閉経は悲しいこと?

初潮がめでたい事であるのは素直に理解しやすいのですが、では閉経はその逆ですから、やはり悲しいことなのでしょうか?

もちろん、捉え方は人それぞれですし、子供がいるかいないかでも大きく受け止め方は変わってくるでしょう

ただ、僕が周りの女性に聞いたり、調べたりした限りでは、

悲しいこととして捉える女性は少なく、むしろ生理から解放される事を喜ぶか、年齢を重ねてきた事の証しとして受け入れる

と捉える女性の方が多かった印象です。

男性にはどうしても理解できない部分なので真にわかるとは言い切れないのですが、長い期間付き合い続けてきた生理が終わるのは解放感もあるのかも知れませんね。

さらに、閉経時にはある程度の年齢ですから、自分の生理については誰よりも理解しており、すんなり受け入れることができるのかも知れません。

私の前の職場に閉経したのをめちゃくちゃ喜んでる先輩いたよ。自由だぁぁ! って叫んでた

寂しさ半分、嬉しさ半分、ってとこなのかな。
女の人は長年苦楽を共にしてきてるんだもんねぇ

まとめ

初潮と閉経は女性には必ず訪れる生理現象です。

男性も、名前だけは聞いたことはあったけれど平均年齢などは知らない、という方も多いのではないでしょうか?

漠然とした名前だけでなく、このぐらいの年齢で、というのを知っておくと、ぐっと身近なものとして感じられます。

あなたの彼女や娘さんや奥さんにも、必ず訪れることなのです。

また、初潮は生理に纏わる様々な変化が起こり始める為女性自身は生理との付き合いの始まりでもあります。

そして閉経は、その前後5年がいわゆる更年期に当たり、更年期障害が怒る可能性もあります。

男性に比べて、やはり女性の方が身体的変化が起きるタイミングが多いですよね。

男性はそのことを知っておき、少しでもサポートしてあげるようにしましょう

改めて、知っておくってことは大事だなぁって最近つくづく思うよ

そりゃそうでしょ。ちょっとした知識だけで行動まで大きく変わるのがヒトだもの