
一緒に住んでいなければ、パートナーの生理にどれほどのお金がかかっているのか、なんて考えもしないかも知れませんね。
よく「女性は何かとお金がかかる」と耳にします。
確かにお化粧、美容、ファッションと、男性よりもお金をかけたくなるものが多そうですもんね。
そこに、もちろん生理に関係する諸々のお金もかかってくるわけです。
一体女性はどれほどの金額を生理にかけてるのか? 考えてみます。
僕なんか洋服とかもあんまり買わないからお金あんまり使わないんだよね
私はファッション系にお金かけなくても、やっぱり化粧品なんかは無駄に揃えたくなったりするからなぁ
女性が生理用品に使うお金はいくら?
何度も繰り返し書いていますが、とにかく生理は個人差が大きいです。
経血がほとんど出ないような方もいますし、人の何倍も経血量の多い方もいます。
ここでは妻の許可も得たので、妻曰く「生理の血の量とかは普通ぐらいだと思う」とのことでしたので、恐縮ながら僕の妻の例でご紹介したいと思います。
一度の生理で使用する生理用品
妻の場合、使用しているナプキンは羽つきの比較的刺激の少ないもので、生理が始まってから3日間ぐらいは比較的血の量が多く、段々とナプキンを使用する枚数は減って、5日目ぐらいで大体おりものシートに切り替えるのだそう。
ナプキンの金額は300円前後で25枚入り。大体一度の生理が終わるぐらいで使い切るそうです。
おりものシートは100枚ほど入っていて500円ぐらい。こちらは差はあるけれど大体2か月ぐらいでなくなるとのこと。
生理が毎月一度来ると仮定して、300円+250円=550円ほどが毎月かかっている計算です。
一年でかかる生理用品の金額
では次に一年でどれぐらいの生理用品の費用がかかるか。
単純に毎月一度で計算し、
12か月×550円=6,600円
毎年6600円ほどの金額が生理用品に使われているようです。
僕の勝手な意見だけど、思ってたよりもナプキン類は金額が高くないんだね
気楽な意見だね。頻繁に買うこっちは馬鹿にならないの!
鎮痛剤などにかかるお金は?
僕の妻のケースですが、ロキソニンなどの痛み止めを、特に痛みがひどい日に限り服用する、とのこと。
特に個人差が出る部分だとは思いますが、12錠入り700円ほどの金額がかかり、それを3回生理が来るぐらいで使い切るとのことでしたので、ざっくり230円が毎月掛かっているとします。
230円を毎月使用すると考えると1年で12か月×230円=2760円になります。
ここでは加算しませんが、ピルなどを病院で処方してもらっている方はもっと金額が増えてしまうかと思います。
この項では妻の例を採用している為病院での診療費諸々は加味しませんのでご了承下さい。
ピルは保険適応出来るものと出来ないものがあって、金額にも差がでちゃうんだよ。
私の周りの子は保険が効いて2000円ぐらいのを処方してもらってた。
生涯生理にかかるお金
では生涯の金額を計算してみます。(妊娠・出産の有無で当然ナプキン等の使用量は変わりますがここでは加味しないものとします)
初潮の来る平均が12歳ほどで、閉経の平均年齢が50歳ほど。
その間の38年間にさきほど計算した金額を当てはめていきます。
ナプキン等生理用品が年間6600円。
鎮痛剤等で年間2760円。
足して6600円+2760円=9360円。
9360円×38年間=355680円。
僕の妻の場合、実に約35万円が生涯で生理にかかることがわかりました。
男性の皆さん、多いと思いますか? 少ないと思いますか?
まとめ
今回はあくまでも僕の妻の例を引き合いに検証しました。
生理には大きく個人差がある為、僕の妻の例で出した35万円という金額よりも遥かにかかってしまう人、全然少なく済む人、それぞれでしょう。
あらゆる非難覚悟の上での僕の率直な意見としては、思ったよりもかからないな、と感じました。そのぐらいは当然負担してやらねば、と。
ただ、それを妻に伝えたところ、
「でも男は一円もかからないんだよ。だからデート代ぐらい全部出せよな」
と言われてしまいました。むむむ。
更に今回は生理用品と鎮痛剤の費用しか入っていませんので、病院代、下着類なども入れればもっと金額は増えるものと思います。
正直、生理に関わる費用がいくらであるか? なんて考えることに意味があるかどうかわからないのですが、男性はその金額がいくらであれ、「高い」とも「安い」とも言わずにただ受け入れてあげるのみだと思います。