
生理が来ちゃった時、何と周囲に伝えていますか?
あるいは男性は、女性の生理が来てるのかな? という事を「もしかして生理?」のような禁句に触れることなく上手く女性に聞くにはどうしたらいいのでしょうか?
過去にもこのブログで、PMS(月経前症候群)の違う呼び方を考えたりしてきましたが、毎回妻の素晴らしい提案で超挫折してきました。
しかし今回は本気です。
生理が来た⇒月に帰ります
素敵でしょう? 言いやすいでしょう? 深みもあるでしょう?
ということで、「生理が来たを月に帰りますに言い換えるススメ」みたいな記事。
生理(月経)はやはり月との関係が深いその理由
生理周期がそもそも月の満ち欠けの周期ととても近いことから、世界共通で生理と月とは深く結びついています。
ギリシャ神話には月の女神が多く存在し、月経とも結びついていることから繁殖であったり動物、植物の性とも結びついています。
ギリシャ神話の月神として有名なのは、セレーネー、アルテミス、ヘカテー。同一視もされています。
またはローマ神話のルナも。
日本でも『古事記』と『日本書記』に登場するツクヨミ(月読命)が月に関連する神様として有名です。
ツクヨミには関しては月経との関係性は書かれていない(というかツクヨミ自体めちゃくちゃ描写が少ない)のですが、
『日本書記』ではウケモチという食の神を切り殺し、そのウケモチの遺体から食糧が成る、という描写があり、やはり食糧との繋がりが描写されています。
ちなみにツクヨミは『古事記』と『日本書記』共に性別の記載はありません。
他にも、かぐや姫でお馴染み、『竹取物語』も僕は生理との関係があると思います。
何しろ処女性を保ったまま多くの男を退け、帝をも退け、満月に月に帰って行ってしまったわけで。
もちろん、生理が来たから月に帰った、なんていう単純な話ではないですし、複雑なテーマが盛り込まれた物語なわけですが、無関係であるはずがないと思うのです。
かぐや姫が月に帰ってしまう前に、天上人達がかぐや姫を迎えに来るくだりがありますが、そこで男たちは成すすべなく戦う気力すらも失ってしまいます。
これはもう生理前の男には理解できないPMS(月経前症候群)に手を焼き、諦めていった男の姿と捉えることはできないでしょうか?
無理がある? そうですか。
――そしてかぐや姫は月へと帰って行ってしまう。
生理前を経て、生理が来た。
そう、僕の言いたいのはここのところ。
生理が来たということは、女性にとっては月に帰ることに置き換えたら素敵じゃない? と思った最大の根拠が『竹取物語』です。
生理が来たを置き換えて使うとこんなに素晴らしい会話になる
では早速具体的に使ってみましょう。
「もしかして生理中?」
などと女性に言うのは最高に失礼、というのは何度も書いてきています。
そこでこう言ってみましょう。
「もしかして月に帰ったの?」
「ううん、まだ。あと3日ぐらいで帰らなきゃいけないけど」
なんだか素敵な会話になりませんか?
ならない? ……そうですか。
女性側から考えてみましょう。
ちょっとイライラする生理前、彼氏にそのことを伝えたい。
そんな時に、
「ごめんね、そろそろ月に帰らなきゃいけないから」
生理前だから、と言うよりもぐっとマイルドに、かつなんとも神秘的な響きまで感じませんか?
もちろん大前提として、彼氏に一度は言い換える旨を伝えておかないと意味不明になります。
え、宇宙人なの?
みたいなトンチンカンな雰囲気になっちゃいます。
さらに、いざ生理が来た時にも使いましょう。
「今日はお泊りは無しでいい? 月に帰ってるから」
……ちょっと意味わからなくなっちゃいますね。
ただ、彼氏にあらかじめ言い換える旨伝えてあれば、
「そうか、月に行ってるんだね。じゃあしょうがない。また帰ってきたらにしよう」
なんていう洒落た会話になる可能性もあります。
オタクな彼なら、
「こちらヒューストン、月面旅行は楽しいかい?」
なんて、アポロな会話遊びも出来るかも?
元ネタわからない? ……そうですか。
まとめ
生理が来た、を月に帰るに置き換える。
セーラームーンもびっくりの画期的なアイデアだと思ったのですが、いかがでしょうか?
直接言うにはストレート過ぎる生理や月経という言葉も、何かに言い換えればグッと素敵なものになります。
もしかしたらカップルや夫婦間ですでに何かしらの言い換えがなされているかも知れませんが、月に帰る、ぜひ使ってみて下さい。
それでは、お読み頂きありがとうございました。