
女性特有の現象である生理(月経)をどのような形であれ、少しでも知ろうとしてくれているあなた。
やはり男性には生理はどうしたって完全理解はできません。
体験できませんから。
それなのに、職場や学校での女性達の生理を理解しようとするのはなかなか難しいのが現実です。
そこでまず、恋人や奥さんがいる男性であれば、
まず隣の愛する女性の生理を知ってあげてください。
愛する女性の生理を知ればぐっと世界が見えてくる
性教育超後進国の日本。
一体どれだけの男子がちゃんとした生理を学んできたでしょうか。
ほとんどの男性は、きっと全く生理についてなど学んでいない筈です。
そして、日本が根底から変わって、生理についての理解も皆が持つようになるのは膨大な時間がかかると思われます。
あるいは無理か。
究極的に言ってしまえば、生理についての理解はあなたの愛する女性の為だけにあれば十分とも言えます。
というか、あなたの愛する女性の生理を深く理解できたのであれば、他の女性への生理というのも自然とわかるようになるはず。
生理の症状の重さとかそういう話ではなく、ですね。その点については個人差がすごくあるので、あなたの愛する女性と他の女性とでは症状も重さも全く違う可能性があります。
つまり個人差などではなく、もっとシンプルに
「生理というものがあること」
であったり、
「生理によって変化していく体調や精神面」
をしっかりあなたの中での「理解」として持つことができるようになるはずです。
そうした理解が持てるようになると、世界の見え方も変わってきます。
僕はそうでした。
愛する女性も毎月血を流しているという事実が結構ショッキング
僕が思うにですが、男性は女性に比べて「血」への耐性が圧倒的に無いような気がします。
女性達は初潮が来てからずっと閉経するまで、約月に1度のペースで生理が来て、経血を見ています。
しかし僕ら男はケガでもしない限りはなかなか血を見る機会がありません。
僕が妻の生理の時の血を見た時、それはもう怖かったです。
「血……血ィィィィ! キャー!」
みたいな感じで。
過去に書いた記事で、おりものと血を見た話を書いていますので興味があればあわせてご覧ください。とにかく、衝撃です。
しかし↑の記事に書いたように、生理への理解はぐっと加速します。
なんでしょうね、わかりやすく言えば、
「女性を美しい神のようなものと勘違いしていたけどヒトだと理解できました」
みたいな。
このような思い込みや勝手な理想像作りというのは案外多いと思います。
若い頃にはしがちな勘違いでもあります。
無知であるが故に、「こうあるべき、こうあってほしい」というイメージがどんどん膨らんでしまうやつですね。
よく、「結婚する前に絶対同棲した方が良い」と言いますが、これも似たようなことかと思います。
生理についても同様で、血やおりものを見ることは男性にとっての衝撃はかなりのものですが、それ故にキレイゴトを一発で取り除いてくれます。
一見ネガティブな事のようにも思えますが、不思議なものでより愛する女性への愛が増し、配慮も今まで以上に出来るようになり、結果的に仲もぐっと良くなります。
なぜ男性ばかりが生理を知っておいてと言われるのか?
中には「なぜ俺たちばっかりが知っとけ知っとけ言われなきゃいけないのか? じゃあ逆に女は俺らのキャンタマのことちゃんとわかってるのか?」
みたいに思う方もいると思います。
そう思うことは自然だと思いますし。
色々な意見はあるでしょうが、僕の意見としては、
「女性がキンタマについて知ってても役立つ機会はほぼないけれど、男性が生理について知っておくと役立つ機会がめちゃくちゃある」
ということ。
なぜなら生理に関係する症状などは実際の不調などとして女性に現れてきますから。しかも月に1度のペースで。
故に、男性が知っておけば不要な喧嘩も回避できますし、
知らず知らずのうちに生理前の女性を傷つけたり怒らせたりすることも減らせますから、
結果的に男性の好感度も上がり、好かれる人になる可能性も上げられます。
絶対に知っておいて無駄ということはないですし、愛する女性との仲も間違いなく深まります。
まとめ
今日からでも始められます。
彼女や奥さんに今まで生理のことなど聞いたことがなくても、素直に教えて欲しいと言えばきっと教えてくれるのではないでしょうか?
卑屈になって聞いてはいけません。
バカにしていると思われたら逆効果です。
男の僕らが思っている以上に、女性は生理との付き合いは深いです。
それを知っておいてあげることはやはり女性を知ることに直結すると僕は思っています。
何度も書いてきたように、まずは愛する女性の生理を少しでも知る努力をしてみましょう。
愛する女性の生理を知り、それで終わりでも全然問題ありません。
愛する女性の生理を少しでも知ったあなたは、もう自然と他の女性への理解も変わっているはずですので。
以上、お読み頂きありがとうございました。