
生理がめんどくさい。
これは、男性からの言葉ではなく、女性自身が発する言葉です。
身体の調子が悪くなったり、精神的に不安定になったり、生理には様々なめんどくさい現象が伴います。
しかしやはり僕たち男性にはなかなか理解しきれるものではありません。
そこで、今回は生理があるということがどれだけめんどくさい事なのか、考えてみましょう。
そりゃ無くて済むに越したことはないよ
とはいえ子供を産むためには必要な現象だからね。非常に難しい
代わりに男が産んでよ
そう意地悪言わないでちょうだい……
生理がある事で起こる身体の不調がめんどくさい
生理が始まるのが平均して12歳ぐらいから。
そこから大体50歳ぐらいまでの38年間、女性は毎月生理と付き合っていくことになります。
生理は子供を産むための現象であり、とても大切なもの。
しかし子供を作る環境を子宮内で整える為に、それ以外の部分で不調が出ても仕方ない、というちょっとブラックな仕組みで女性の生理は繰り返されています。
生理が近づいてくると基礎体温が高くなり、水分をため込むようになる為便秘になりやすかったりむくみやすかったり。
更に生理前にはPMS(月経前症候群)によって多くの女性が精神的乱れに悩まされることになります。
そしていざ生理が始まれば、今度は経血と子宮内膜を体外に出すべく子宮がギュウギュウ頑張って運動するので、男性には経験できない痛みが起きます。
さらにいつ出るのかわからない経血の不安、身体のだるさ、頭痛などなどなど多くの症状が同時に起きたりもします。
ほんと、改めて考えるとクソめんどくさい!
うん……大変だ……
金銭的にもめんどくさい
更には男性にはほぼ無縁の生理用品にかかるお金。
これもばかになりません。
過去に僕の妻のケースで検証した結果、約35万円ほどのお金が生理だけに掛かるだろうということがわかりました。
多いと考えるか少ないと考えるか、それは人それぞれでしょうが、忘れてはいけないのは男性はこのお金が丸々掛からないのです。
妊娠して出産して、となれば男性ももちろん負担するでしょうからそれは別の話。
結婚してからであれば、男性が生理用品の費用を出すケースもあるでしょうが、未婚である女性はほとんどが人知れず生理用品にお金を掛けているのです。
男より35万も損だとか! めんどくさっ!
なんかもうすみません
そもそもまともに動ける期間が少なくてめんどくさい
生理の周期は、ほぼ一か月(平均28日)で繰り返します。
生理前と呼ばれる黄体期は、約12日ほど続き、生理本番が約1週間ほど続きます。
とすると……
女性が身体の不調に悩まされずに済む期間というのは、実に10日ほどしかないのです。
男性は基本的には31日フルマックスに動けますが、女性は10日。
神様あんまりだ!
ほんと、男が羨ましいよ
男で申し訳ないですぅ
女性同士でも理解し合えないからめんどくさい
羨む対象はなんと男性だけではありません。
これは僕も知った時衝撃だったのですが、生理というものは個人差がありすぎて、女性同士でも分かり合えないことが多々あるのだそう。
どういうことかと言うと――
A子さんは生理がめっちゃ重い子。生理になる度に激しい生理痛に耐え、毎回億劫な思いをしながら生理中を乗り越えます。
一方でB子さんは生理がめちゃくちゃ軽い子。生理が始まっても、あまり体調を崩すような事がありません。
A子「ねぇB子さん。私今日生理でツライから、ご飯食べに行くの今度にしない?」
B子「えぇ? 冗談でしょ? ご飯食べに行くぐらいできるでしょ。生理なんて言い訳にしちゃダメよぅ」
A子(あぁもうなんでわかってくれないの! めんどくさい!)
僕らからするとちょっと不思議な話ですが、本当にあるみたいです。女性同士で分かり合えない問題が。
まとめ
生理がめんどくさい! と思う女性の気持ち、少しは理解できたでしょうか?
なんだか想像以上にめんどくさそうですよね。
僕たち男にできることは、そのめんどくささを少しでも増やさぬよう、むしろ軽くしてあげるよう振る舞い、発言していくしかありません。
本当に気をつけていないと、男性に対しても「めんどくさい」と思われやすいのが生理のおそろしいところ。
是非、普段から気を付けて発言し、優しくするようにしましょう。